中学生が最短で偏差値を10上げるための勉強方法

偏差値が最短で10アップする方法

高校受験を意識し始めると気になる偏差値。

「受験までの期間に偏差値を10上げなければ志望校に合格できない」と焦りが生まれるかもしれません。

しかし、数ヶ月あれば偏差値を10上げるのは、意外と簡単にできます。

中学3年生の夏休みから勉強し始めても高校受験に間に合います。

そこで当記事では、中学生が最短で偏差値を10上げるための勉強方法をご紹介します。

正しい勉強方法と順番さえ間違わなければ、偏差値10アップは簡単だよ!

もくじ

偏差値を10上げる6つの方法

偏差値を10アップするには、以下の6つを行えば必ず達成できます。

  • 基礎を完璧にする
  • 単語を暗記する
  • 反復勉強する
  • 得意科目から勉強する
  • 塾や家庭教師を利用する

基礎を完璧にする

偏差値を伸ばすには、基礎を完璧にするのが一番早いです。

科目別に偏差値を見比べてみて、50を下回る科目は基礎をやり直せば50に届きます。

偏差値50までは基礎だけで伸ばせるので、得意・不得意を気にせずに地道に基礎をこなしましょう。

科目ごとにざーーっと教科書や問題集を見直してみると、あまり理解できていない部分が分かると思います。

基礎ができていないと応用問題が解けないので、とにかく基礎を完璧にしましょう。

単語を暗記する

多くの問題はある程度の単語を暗記していないと、問題の意味さえ理解できず解くことができません。

また、国語の漢字は暗記するだけで大幅に点数が伸びすため、特に力を注いでください。

反復練習をする

基礎を完璧に定着させ、単語をしっかりと暗記するには、反復練習が効率的です。

小学生の時に覚えた九九のように、思考停止状態でパッと出てくるくらいまで反復練習を行いましょう。

得意科目から勉強する

偏差値50を超えてから大事になってきます。

偏差値50を超えてからは、応用問題が解けるかどうかが重要です。

そのため、時間がかかる苦手科目に時間を費やすよりも、得意分野に集中して勉強した方が偏差値アップの効率が良いです。

偏差値50くらいになると、得意科目が明確に点数として表れるので、しっかりと見極めてみてください。

また、得意科目から勉強する利点は、自分に合う効果的な勉強の仕方が見つかりやすいからです。

勉強量よりも自分に合った勉強の仕方を身につけた方が点数が伸びやすいのです。

塾や家庭教師を利用する

偏差値を上げるためには、効果的な勉強方法でどれだけ集中した時間を作れるかが非常に重要なポイントです。

いくら多くの時間を費やして頑張って勉強しても、勉強方法が悪ければ効率が悪いです。

泳ぎ方が悪いと、どれだけ頑張って水をかいても進みが悪いのと同じです。

塾や家庭教師を利用すれば、効率の良い勉強の仕方が身につくので、コスパが良いです。

また、そもそも勉強習慣がない場合は、自力で勉強習慣を身につけるのが難しいかもしれません。

その場合は、塾や家庭教師を利用することで勉強習慣が身につくので、利用するのは最善の手です。

ただし、長期的に利用する必要はなく、塾であれば夏期講習や冬季講習など短期集中でも構いません。

偏差値40から50に上げる方法

偏差値40から50にアップするには、徹底的に暗記と基礎の反復で伸ばせます。

難しい問題を解けるようになろうと頑張るのではなく、泥臭く勉強していくのが大事です。

全体の偏差値を上げるなら、国語と社会に集中しましょう。

国語

国語の偏差値を40から50にアップするには、読解力の強化は必要ありません。

「漢字」だけに一点集中して取り組みましょう。

漢字は細かいテクニックなどが必要なく、文章を読む必要もなく、書いて覚えるだけ。

テストに応じて臨機応変に対応する必要がなく点数アップが簡単で確実です。

とてもシンプルですが、やればやるほど身につき、点数に結びつきやすいです。

漢字だけを徹底的に覚えてしまえば、点数が簡単に取れます。

社会

社会は暗記です。

暗記と聞いただけで苦手意識があるかもしれませんが、覚えたいことをよく目に触れるように環境を整えれば自然と覚えられます。

覚えたい範囲を手書きでA4用紙にまとめて、机やトイレ、部屋などに貼っておきます。

そして、用紙を眺めて覚えるのです。

ある程度覚えたら、次に覚えたい範囲を手書きでA4用紙にまとめて、同じように机やトイレ、部屋などに貼っておきます。

これを繰り返していくと自然と社会の点数がアップします。

数学

大事なのポイントが3つ。

  • つまずいているポイントの把握
  • 公式の暗記
  • 基礎問題の反復練習

数学は特殊な科目で、習った順番で理解していかないと全く問題が解けなくなります。

小学生の頃を思い出すと分かりやすいですが、掛け算や割り算ができないと分数ができないイメージです。

そのため、まずはつまずいているポイントを把握することからスタートです。

つまづいているポイントが分からないときは、1年生の教科書からさかのぼり、確認してみてください。

そして、つまづいているポイントを見つけたら、公式を暗記して基礎問題の反復練習を徹底的に行います。

小学生の頃に九九を覚えたのは、とにかく反復練習でしたよね?

偏差値40から50までは、これだけやればアップします。

理科

重要単語と意味の暗記です。

問題集の反復勉強で覚えていきましょう。

文章だけで覚えるのではなく、図やイラストと一緒に覚えるのが大事です。

英語

とにかく英単語の暗記に一点集中です。

英単語を覚えるだけで確実に点数がアップします。

英単語を覚える時に大事なのが、発音と一緒に覚えることです。

英単語の正しい発音をしている音声を聞いて、自分で口に出して発音して日本語の意味を頭に焼き付けながら覚えていきます。

英単語の意味と発音が頭に入っていれば、リスニングの点数もだいぶ取れるようになります。

偏差値50から60に上げる方法

偏差値40から50にアップするには、徹底的に暗記と基礎の反復で伸ばせますが、50から60にアップするにはそれだけでは足りません。

なぜなら、応用問題が解けるかどうかが大事だからです。

そのため、まずは自分の得意分野に集中して勉強に取り組んでください。

学校の教科書や問題集では少し物足りないので、模試対策の勉強をするのが重要です。

なお、暗記が得意なら社会に一点集中です。

国語

40から50にアップするには、漢字だけを徹底すればOKです。

しかし、50から60にアップするには長文読解力アップが大事です。

長文読解力アップには、長文を読み慣れることが基本ですが、勉強のために長文を読むのは嫌いですよね。

そのため、毎日10ページでも良いので好きな小説を読む習慣を身につけましょう。

小説が苦手な場合は、自伝でもOKです。

テストに出題される長文問題は「物語」ですよね。

小説や自伝は「物語形式」で進んでいくので、自然とテスト対策にもなるのです。

文章を読むことに対する苦手意識を解消し、物語をストレスなく読めるようになるのが第一ステップです。

その後、テスト勉強に取り組むのが最も効率的です。

テストの際は5W1Hを意識してください。

「いつ・どこで・誰が・なぜ・何を・どのように」を仕分けしながら読み進めます。

社会

自分が漫画家になったつもりで、物語を作ってみるのが効果的です。

例えば、歴史では、江戸時代から明治時代に変わるタイミングでどのような人が関わり、なぜ侍が消えていったのか?を物語形式で作ってみます。

いきなり物語を作るのは難しいかもしれません。

その際は、手書きで年表を作って何が起こり誰が関わっていたのかを時系列で把握します。

時系列で並べた後に「なぜそうなったのか?」を掘り下げていくと、一気に物語になります。

そして、覚えたストーリーを親や友達に発表してみてください。

数学

応用問題を解けるようになるのが目安です。

応用問題を勉強してつまづいた時は、必ず解説を読んで理解を深めましょう。

その後、解説を読みながら、再度問題を解きます。

解説を読みながら問題を解くことで理解が深まります。

しかし、解説を読みながら問題を解いても「なんでそうなるの?」とつまづくポイントが必ずあるはずです。

その場合は、学校の先生や塾の先生、家庭教師の先生に必ず教えてもらってください。

数学の応用問題でつまづく原因は、「なんでそうなるのかが分からない」からなのです。

「なんでそうなるのかが分からない」が理解できれば、どんな応用問題が出てきても大体解けます。

そして、意外と多いのが簡単な計算間違いだったりするので、慌てずに問題を解いていきましょう。

理科

物理・化学・生物・地学と大きく4つありますよね。

その中で自分の得意分野に集中して勉強しましょう。

苦手分野は勇気を持って捨てる。

どれを選んでもOK!

自分が勉強しやすい分野を徹底的に勉強して、得意分野の点数を確実に取ることが大事です。

英語

国語と同じく長文読解力が大事です。

普段読み慣れている教科書だけでは長文読解力が身につきません。

そのため、英語の絵本や小説を購入するか図書館で借りて読みましょう。

まとめ

とにかく基礎固めることを第一優先に考えてね!
応用問題は得意科目から勉強するのが効率いいよ!

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