夏休みも終わって二学期へ突入しましたが、受験を控えている皆さんは受験勉強をきちんと継続できているでしょうか?
この記事では
と言った方へ向けて、勉強が続けられないコツと継続方法について紹介します。
受験勉強が続かない理由
理由は主に二つです。
- そもそも勉強習慣がない
- 目標がブレてしまっている
順番に解説します。
そもそも勉強習慣がない
人は習慣でできているので、もしあなたのこれまでの生活に「日常的に勉強に取り組む」という習慣がなければ、どんなに時間があったとしても受験勉強は続きません。
目標がブレてしまっている
受験勉強を始めたばかりのあなたは、こんな目標を立てていませんか?
もちろん1日10時間勉強ができたら素晴らしいですが、あなたの目的は志望校に合格することですか?
それとも1日10時間の勉強をすることですか?
10時間の勉強は、志望校へ合格するための手段です。
高いハードルを自らに課して、できない自分を責めるのはやめにしましょう。
受験勉強を続けられない人が真っ先にやるべきたった一つのこと
受験勉強を続けるためには最初にやるべきことは、勉強習慣を身につけることです。
勉強を習慣にしないうちは、意識して取り組まなくてはいけないので大変です。
逆を言えば、習慣にしてしまえば続けやすくなるのです。
習慣にするための簡単な方法を知っていますか?
それはやらない日を作らないと言うことです。
それができたら苦労しないよ!と言う声が聞こえてきそうなので、ここからは勉強を習慣化するための具体的な方法を紹介します。
受験勉強を習慣化して続けるためのコツ
受験勉強を習慣にして毎日継続するための具体的な方法です。
少ない時間から始める
まずは、勉強しない日を作らないことが大切です。
いきなり難しそうだなと感じるかもしれませんが、今まで全く勉強習慣がなかった人は30分でも5分でも1分からでもOKです。
まずは短い時間からでいいので、時間を決めその時間は勉強以外のことはしません。
テキストの内容が頭に入らなくても、眠くなってしまったとしても目の前の勉強と向き合いましょう。
タイマーで時間を管理する
勉強を始める時はタイマーで時間を管理すると有効的です。
特に勉強習慣を身につける最初のステップとしては、自分がどのくらい机に向かっていられたかを具体的に知る必要があります。
時間管理をしていないと、自分では1時間やったつもりでも実は40分しかやっていないといった誤差があります。
今まで勉強習慣がなかった人は、5分がとても長く感じると思うので是非やってみてください。
まずは決めた時間のタイマーをかけて、タイマーが鳴るまでは手に取った問題集やテキスト以外によそ見をせずに取り組みましょう。
受験勉強におすすめのタイマー

脳科学者の茂木健一郎氏も愛用しているシンプルタイマーです
誘惑を排除する
勉強の障害になりそうな誘惑は全て排除しましょう。
スマートフォンの電源は切って手の届かないところに置く、テレビのリモコンやゲーム機などは引き出しや戸棚の中にしまう、などです。
スマートフォンは通知が来れば気になってしまいますし、テレビやゲームなどはそれ自体が視界に入るだけで「見たい」「やりたい」などの誘惑を引き起こします。
受験が終わるまで使うなとは言いませんが、使うためにはちょっと奥にしまい込むなどめんどくさい動作を加えておくことをおすすめします。
ご褒美は先に決めておく
決めた時間が終了したら、存分に自分を甘やかしましょう。
しかしご褒美は先に決めておいて、それ以外はやりません。
例えば、10分英語の長文を読んだら、好きなアイドルの動画を30分見るでも構いません。
しかし休憩も同様に30分経ったら終了です。
後出しで「やっぱりコレをみよう」とか「こっちも気になるから休憩10分追加」などはしないようにします。
休憩にも制限を設けておくことで、時間管理術が向上していきますのでリフレッシュしながら自分を高めましょう。
やらない例外は作らない
受験勉強が波に乗ってきたところで、世の中にはいろんなイベントがあります。
- 誕生日
- クリスマス
- お正月
など、今日くらい勉強やらなくていいかなって思ってしまう日であっても例外なくやります。
継続力は身につけるのが大変ですが、サボり癖は一瞬です。
今日やらなければ、明日になっても「今日もいいか」となるものです。
逆にこういった日こそ、5分でも10分でもいいのでテキストを開いてみてください。
どんな日でも変わらず勉強と向き合えた過去の自分は、受験日が近づくにつれて自信を与えてくれます。
まとめ
今回は受験勉強が続かない理由と続けるためのコツについてお話しました。
記事を振り返ると
勉強が続かないのは
・そもそも勉強の習慣がないから
・長時間勉強することが目標になっているから
勉強を習慣化して長時間継続するためには、毎日続けることが大切です。
毎日続けるためには
少ない時間から始める:無理な計画を立ててわざわざ挫折しない
タイマーで時間管理:自分がどのくらいやったかを明確にする
誘惑を排除する:勉強中は勉強、休憩中は休憩する
ご褒美は先に決めておく:休憩も時間管理向上!決めていないことはやらない
やらない例外を作らない:受験までにどんなことがあっても毎日続ける
こうすることで、長時間でも座っていられて集中力を継続することができるようになります。
受験勉強が続かない時は一度立ち止まって、続けにくいやり方をしていないかもう一度見直してみてください。